SEAnews 2006-08-25 ArtNo.38319

【コルカタ】LG Electronics India Ltd(LGEIL)は2007年までに年商を30億米ドルの大台に乗せる目標を掲げていたが、2010年以前に同目標を実現することが不可能なことを示唆した。
エコノミック・タイムズが8月24日報じたところによると、LGEILの昨年(2005)の年商は7500クロー(US$16.0256億)と、目標とした8000クロー(US$17.094億)に500クロー(US$1.068億)及ばなかった。
LGEILのGirish V Rao副社長(ｾｰﾙｽ)は「LGは世界的にポジション、市場シェア、売上額に見直しを加え、2010年までにビジネスを2倍に拡張する方針を決めた」と語った。
それによると、今年のLGEILの売上げ目標は9000クロー(US$19.23億)に設定、フラット・パネル・ディスプレー、GSM携帯電話端末、情報技術(IT)製品に照準を合わせる。
GSM端末に関しては2007年までに現在の2倍の300万ユニットを販売、10％の市場シェア獲得を目指す。今年通年の販売量は130万ユニットに達する見通しだ。
TVセグメントについては、フラット・パネル・ディスプレー・セグメントに新たに5モデルを追加、これにより9種類の完璧なプラズマTVレーンジを保持することになる。
ラップトップ領域にも一連の製品を投入する。現在エントリー・レベルからハイエンドまで9モデルを揃えているが、エントリー・レベルに1モデル、ハイエンド・カテゴリーに2～3モデルを追加する。2006年にはラップトップ1万8000ユニットを販売したが、2007年には約10万ユニットを販売、10～15％のシェア獲得を目指す。
向こう数ヶ月間にはセキュリティー・システム及び同ソリューションも紹介する計画と言う。