【コルカタ】西ベンガル州Kolkata駐在の竹内好一総領事は、同州政府がHooghly川を跨ぐRaichak-Kukrahati橋梁工事をインドネシアのSalimグループに発注したことに抗議した。
ビジネス・スタンダードが8月23日報じたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)の会議の席上、竹内総領事は、「関係工事の事業化調査は州政府の要請を受けて日本国際協力事業団(JICA)が行ったにも関わらず、サリム・グループに工事契約が発注されたのは遺憾であり、二度とこうしたことが繰り返されないよう望む」と語った。同氏によると政府開発援助(ODA)は最も安全な金融方式であり、西ベンガル州はより多くの日本企業を誘致すべきである。カルナタカ州Bangaloreには59社、Delhi-Uttar Pradesh地域には67社の日本企業が進出しているが、西ベンガル州には15社が存在するに過ぎない。来年2月には100人のメンバーから成る日本情報技術(IT)業界代表団がインドを訪れると言う。