NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2006-08-23 ArtNo.38297
◆第1四半期の外国直接投資流入額47%アップ
【ニューデリー】今年4-6月四半期の外国直接投資(FDI)流入額は、昨年同期の11億8000万米ドルから17億4000万米ドルにほぼ47%増加した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが8月18/19日報じたところによると、Kamal Nath商工相はこのほど以上の暫定統計数字を発表した。今年6月のFDI自己資本部分(equity component of FDI)の流入額は5億3400万米ドルと、昨年同月の2億6400万米ドルに比べ102%の成長を見た。今会計年度通年の流入額は100億米ドルの大台に乗る見通しだ。
大部分のFDIは製造業に対するもので、初期投資に過ぎないため、今年後半には一層の後続投資が望める。今年予想される新規投資には、General Motors(GM)のマハラシュトラ州における3億米ドルの投資が含まれる。GMはMumbai-Pune高速道路沿いの300エーカーの土地に新工場を設ける。
日産とスズキは向こう3年間に合計7億~8億米ドルを投資する計画を発表した。両社はハリヤナ州Manesarにおいて共同で乗用車やミニバンを生産するとともに、同地をAセグメント乗用車両(passenger vehicles)を欧州向けに約34万台輸出する拠点にする計画だ。
三菱化学は3億7000万米ドルを投じて西ベンガル州Haldiaの工場を拡張する。
ホンダはウッタルプラデシュ州Noidarの工場に2億米ドルを追加投資、乗用車の新モデルや新ブランド製造する。
この他、モーリシャス拠点のGlobal Communications Services Holdings Ltdは電話会社Aircel Ltdに2億7800万米ドルを、やはりモーリシャスをベースにするAssociates Financial ServicesはCiti Consumer Finance Ltdに9900万米ドルを、モーリシャスの投資会社はOrange Realty Pvt. Ltdとマハラシュトラ州Pune拠点のMantri Developers Ltdにそれぞれ1億2000万米ドルと6700万米ドルを、別のモーリシャス企業は石炭洗浄企業に4000万米ドルを、某米国企業はFlextronics Software Systemsに4000万米ドルを、それぞれ投資する。
政府は、製造業の国内総生産(GDP)に占めるシェアを24-25%に拡大することを目指しており、製造業へのFDI導入に力を入れている。インドの投資環境は、取り分け製造拠点を物色する台湾や韓国、シンガポールの投資家にとって極めて良好と言える。今年末には台湾の電子ハードウェア/繊維機械/皮革製品関連企業の代表団がインドを訪れる予定だ。
昨年(2005-06)通年のFDI流入額は前年比37%増の77億米ドルを記録、電子機器、テレコム、サービス、輸送機器、燃料、化学、食品加工、薬品・製薬、セメント、冶金部門が牽引役を務めた。国別流入額はモーリシャスが最大で、以下米国、日本、オランダ、英国、ドイツ、シンガポール、フランス、韓国、スイスの順。FDI流入額は過去2年間に約65%増加した。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.