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2006-08-21 ArtNo.38295
◆Maples、内灘町エンジニアの訓練引き受け
【チェンナイ】タミールナド州Chennaiを拠点にする情報技術(IT)コンサルティング&トレーニング会社、Maples ESM Technologies Pvt Ltd(METL)は日本にセンターを設け、ネットワークやシステム管理の日本人エンジニアを訓練する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが8月17/18日伝えたところによると、METLのN. Ram Subramani社長兼CEOはこのほど記者会見し以上の消息を語った。それによるとMETLは数週間以内に日本支店を立ち上げる。今年11月に石川県川北郡内灘町の町長がチェンナイを訪れる際、内灘町とのタイアップの詰めを行い、当面25万米ドルを投じて、日本にトレーニング・センターを設ける。同センターには内灘町がインフラ面の支援を行う。センターは2007年4月にオープンし、向こう18ヶ月間に日本人エンジニア約1000人に訓練を施す。METLは同時にインド人エンジニアに対する日本語の訓練も行う。METLの訓練部門は現在55人のスタッフを擁するが、来年までに100人前後に増員する。
METLは、異なるが相互に補完関係を有する要因を選択・結合して調和のとれたセットを構築するいわゆる『mix-and-match』アプローチを通じ、日本中小企業の法人システム管理(ESM:enterprise systems management)及び遠隔インフラストラクチャー管理(RIM:remote infrastructure management)市場を開拓、来年だけで1000万米ドルのビジネス獲得を目指す。METLは日本に拠点を有する多国籍企業の市場も同時に開拓する。
金沢市庁代表団のメンバーで、今回の訓練プログラムの主任を務めるミノ・トシオ氏によると、2007-08年には、退職する既存スタッフの穴を埋めるため日本全国で20万~30万人のソフトウェア・エンジニアが必要とされる。今回のタイアップはこうした需要を満たす努力の一環と言う。
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