2006-08-18 ArtNo.38280
◆Kinetic、伊企業Ducati Energiaと電装品製造合弁
【ムンバイ】マハラシュトラ州Pune拠点のKinetic Communications Ltd(KCL)は、イタリアのボローニャを拠点にする年商1億ユーロの電装品メーカー、Ducati Energiaと合弁契約を結んだ。
エコノミック・タイムズが8月8日、消息筋の言として伝えたところによると、50:50の合弁会社が設けられ、インド国内でDucati Energiaの製品を製造する。合弁会社はプネーに独自の工場を設け、当面小型エンジン用点火装置の製造を手掛ける。この種の点火装置はモーペッド、モーターサイクル、スクーター等に用いることができる。同工場には150~200人が雇用される。投資額等の詳細は不明。
Ducati Energiaは製造業務の大きな部分をインドにシフトすることを計画している。インド工場はインド国内の需要に応じるだけでなく、同社の主要なアウトソーシング・ハブを務めるものと予想される。Ducati Energiaは欧州ではその製品をAprilia/Honda Italia/Malaguti/Ducati Motor/Yamaha Motor/Bombardier/Suzuki Motor等に納入している。
かつてのイタリア・モーターサイクル・メジャー、Ducati Motor Holdingsの一部門だったDucati Energiaは、コンデンサ、電気測定器、発電機、電子測定装置等の製造も手掛けている。
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