SEAnews 2006-08-18 ArtNo.38278

【ムンバイ】Tata Motors Ltd(TML)はマハラシュトラ州Pune市Pimpriの乗用車(passenger car)製造施設のキャパシティーを拡張する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月15日、TMLの納入業者や業界筋の言として報じたところによると、Pimpriの日産能力は現在の750～800台から1000台に引き上げられ、拡張計画は3ヶ月以内に完了する見通しだ。しかしTMLスポークスマンは以上の消息に関して確認することを控えた。TMLは2004年に同工場の日産能力を500台から750台に拡大している。
TMLの2006年1－7月の間の月間平均販売台数は1万8500台、これに対して年産能力は29万台で、依然として需要に応じる十分な設備能力を備えている。しかしながら消息筋によると、TMLは、X2(新Sumoﾓﾃﾞﾙ)／X3(新Safariﾓﾃﾞﾙ)プラットフォームの新製品を発売する準備に拍車をかけており、拡張された設備能力は、こうした新モデルの製造に充当されるものと見られる。これらの新モデルは2007－08年第3四半期に発売される可能性が大きい。
一部の納入業者も新モデルに対する重要コンポーネントのジャスト・イン・タイム・サプライを実現するため、TMLの製造施設に隣接して組立製造施設を設ける準備を進めている。
TMLはまたディーラー網も現在の140店から2年内に600店に拡大する計画と言う。