2006-08-14 ArtNo.38265
◆プラスチック原料、年初4ヶ月間に20-35%アップ
【アーマダバード】原油価格の急騰に伴いプラスチック・ポリマー原料の価格が2006年3月から7月の間に20~25%上昇、この結果完成品の値上がりも生じさせている。
インディアン・エクスプレスが8月10日伝えたところによると、グジャラート州プラスチック製造業者協会(GSPMA:Gujarat State Plastic Manufacturers' Association)のRajiv Raval会頭は同紙に以上の消息を語った。それによると、原料の値上がりで、GSPMAメンバーのマージンは過去数ヶ月間に顕著に縮小、資本支出拡大の必要も生じている。このため完成品の値上げは避けられない。
高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリ塩化ビニール(PVC)の他、エンジニアリング・プラスチックも値上がりしている。原油の高騰はプラスチック・ポリマー原料ばかりでなく、プラスチック添加剤、溶剤、染料、プラスチック加工補助材料の値上がりも生じさせている。
このため包装材料、家庭用品、工業用品、農業用品を含む全てのタイプのプラスチック完成品の価格が上方修正されたが、グジャラート州のプラスチック業界は完成品の一層の値上げを準備していると言う。
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