2006-08-14 ArtNo.38261
◆C-DOT Alcatel、WiMax技術の試験開始
【ニューデリー】国営テレマティクス開発センター(C-DOT:Centre for Development of Telematics)とフランスのテレコム・メジャー、Alcatelの49:51の合弁に成るC-DOT Alcatel Research Centre (CARC)は、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)技術の実験室における試験を開始した。
エコノミック・タイムズが8月10日報じたところによると、今会計年度末までに新技術を通信機器メーカーに供与できる見通しだ。アルカテルはCARCをWiMAX機器の同社唯一の研究センターにする方針で、CARCが開発した技術は国際的に販促されることになる。
WiMax Forumにより『極超短波接続のための国際的共通規格』と定義されたWiMaxは、ケーブルやデジタル・サブスクライバー・ライン(DSL)に代わり、75 Mbpsの無線広帯域接続を可能にする。
アルカテルのRavi Sharma社長(南アジア)は、「CARCは、アルカテルにとってWiMAX及び広帯域研究のための国際的なコンピテンシー・センターを務めており、基礎技術から研究を手掛ける唯一のセンターと言える。CARCの先駆的努力はCARCのためばかりでなく、インドが誇りにすることができる国際的成功を達成するものと見られる」と指摘した。
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