2006-08-14 ArtNo.38256
◆Railways、冷蔵コンテナ列車民営化政策提案
【ニューデリー】Indian Railways(IR)は民間による冷蔵コンテナ列車の運行を認めるコンテナ輸送民営化政策を提案した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月13日伝えたところによると、Lalu Prasad 鉄道相は国会下院における答弁の席上以上の消息を語った。それによると、IRは鉄道駅に農作物、種苗、農機具、肥料等の農業関連品目を扱う店舗を設けることを計画しており、上記の提案も同計画の一環である。この種の店舗は農産品のハイ効率のサプライ・チェーン構築に役立つ。
IRは、新政策の下、民間部門に冷蔵コンテナを用いた農産品の鉄道輸送への参加を求める。IRが大都市に保有する土地に倉庫や店舗等のインフラ施設を設けるなら、農産品のサプライ・チェーンを改善できると言う。
鉄道省筋によると、民間鉄道コンテナ輸送業者のための契約モデルが間もなく完成する。IRはコンテナ輸送料金を毎年新年度予算案の発表時に1度だけ変更することを認めている。しかし輸送期限の保証は認めていない。IRはまた、民間鉄道コンテナ輸送業者が貨車等のローリング・ストックの保守をサード・パーティーに委ねることを認める見通しだ。IRは当初、一定の料金を支払ってIRの工場でローリング・ストックの保守を行うよう要求していた。IRはまた、政策の変更等から民間鉄道コンテナ輸送業者が業務を継続できなくなった際、登録料の返還を認める条文を契約中に加えることも提案していると言う。
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