【コルカタ】韓国の鉄鋼会社PoscoはParadipから約8キロのJatadhariに専用港を開発する計画で、オリッサ海岸地区管理局(OCZMA:Orissa Coastal Zone Management Authority)は、同計画に沿岸規制地区(CRZ:coastal regulation zone)許可の発行を推薦する方針を原則的に決めた。
ビジネス・スタンダードが8月9日報じたところによると、OCZMAは8日の会議の席上、全国海洋学院(NIC:National Institute of Oceanography)が作成した簡易(rapid)環境影響評価(EIA:environmental impact assessment)報告書を検討した後、上記の方針を決めた。同会議の議長を務めたオリッサ州公害監督局(OSPCB:Orissa State Pollution Control Board)のLN Patnaik会長は、会議後記者会見し、「OCZMAは提案を行うのみで、最終認可は中央政府の環境森林省が行う」と説明した。
会議の席では、報告書のいくつかの不備が指摘されたが、Patnaik氏は「今回の報告書は簡易報告であり、我々は、総合的EIAを作成する際にこれらの問題に配慮するよう求めた」と付言した。