2006-08-11 ArtNo.38244
◆Hero Honda、Haridwarに新工場建設準備
【ニューデリー】Hero Honda Motors Ltd(HHML)とその関連企業は、ウタランチャル州Haridwarの工業団地Integrated Industrial Estate(IIE)に合計1900クロー(US$4.06億)を投じ工場施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが8月9/10日、HHMLのステートメントを引用し報じたところによると、先ず300クロー(US$6410万)を投じて275エーカーの土地に当初年産50万台の工場を建設、2010年までに年産150万台に拡張する。
Pawan Munjal/Sunil Munjal両氏を含むHHML幹部が先週末タクス・ヘイブンのHaridwarを訪れ、州政府幹部と新工場建設問題を協議した。HHMLは2007年5月までに年産能力を440万台に拡張する計画で、新工場は同目標の実現に貢献するものと見られる。
HHMLはハリヤナ州のGurgaonとDharuheraに設けた既存工場の年間キャパシティーを90万台ほど拡張する工事を今月完了させた。
HHMLは当初ラジャスタン州Jaipurに第3工場を設けることを計画したが問題に直面、その後ヒマチャルプラデシュ州がオファーした用地も環境問題で振り出しに戻った。ヒマチャルプラデシュ州政府は別の用地をオファーする方針を決めたが、ウタランチャル州が、ラジャスタン州やヒマチャルプラデシュ州よりも優先権を獲得したようだ。その実、HHMLは2年前にもHaridwarに工場を設けることを検討した経緯がある。HHMLは第4工場を設けることも計画中とされる。
ウタランチャル州に投資するものには、丘陵地帯の後進州に対する一連の奨励措置が適応される。例えば、消費税は10年間免除され、法人所得税は当初5年間は100%、その後5年間は30%免除される。
HHMLのPawan Munjal重役(MD)によると、今年は7モデルを発売、来年以降も同レベルの新モデルを投入し、国内販売と輸出双方のリーダーシップを補強する計画と言う。
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