2006-08-11 ArtNo.38240
◆Gateway、鉄道コンテナ・ハブの外国パートナー物色
【ムンバイ】港湾ロジスティクス・ビジネスを手掛けるGateway Distriparks Ltd(GDL)は、ハリヤナ州Gurgaon近郊Garhi Harsaruに大規模な鉄道コンテナ・ハブを建設するため、外国の指導的海運会社と提携交渉を進めている。
ビジネス・スタンダードが8月7日伝えたところによると、GDLはGarhi Harsaruの既存内陸コンテナ・デポに200クロー(US$4274万)を投じ、メガ鉄道コンテナ・デポに改修する。消息筋によると、GDLは新たに設ける鉄道コンテナ・ハブで輸出入貨物も手掛けるため、外国海運会社との提携を計画している。
GDLはGarhi Harsaruのデポの他、マハラシュトラ州Jawaharlal Nehru港(JNP)、タミールナド州Chennai、アンドラプラデシュ州Vizagに、コンテナ・フレート・ステーション(CSF:container freight station)を経営している。
既存内陸コンテナ・デポの敷地面積は18エーカーだが、新施設のそれは100エーカー以上に拡張される。同社はまた鉄道貨車にも多額の資金を投じる計画だ。しかしGDLのPrem Kishan Gupta副会長兼MDは以上の消息に対するコメントを控えた。
GDLは子会社の持ち分を100%に引き上げ、Gateway Rail Freight Pvt Ltd (GRFPL)に社名を変更した。GDLは既にGRFPLを通じてハリヤナ州Faridabad県に50エーカー以上の土地を購入している。消息筋によると、鉄道にリンクした第2内陸コンテナ・デポは、JNPとインド北部を結ぶ電化鉄道沿線に設けられる。
GDLはこのほど輸出貨物を満載した最初のコンテナ列車をMundra港に向け発車させた。引き続いて6列車の発車が予定されており、今後JNPや他の港湾向けの列車の運行をさらに増やす計画と言う。
|