2006-08-07 ArtNo.38234
◆電話会社Bharti、IBMにUS$1億SDP契約発注
【ニューデリー】インド最大の民間電話会社Bharti Airtel Ltd(BAL)は、傘下の2500万契約者のためにコンテンツとサービスを送達するプラットフォーム(SDP:Service Delivery Platform)を開発・管理・運営する総額1億米ドルの契約をIBMに発注した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが8月4日、BALのManoj Kohli社長のステートメントを引用し伝えたところによると、BALはSDPを通じてリング・トーン、ハロー・チューン、インターラクティブ・ファンクション等、全ての付加値サービスやアプリケーションを提供でき、新サービスも追加できる。また、これまでコンテンツ・プロバイダーはショート・メッセージ・サービス(SMS)/マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)/無線アプリケーション規格/広帯域等、異なるサービス方式ごとにコンテンツを配信せねばならなかったが、今後はコンテンツを複数のチャンネルを通じて同時配信できる。
BALとIBMは2004年に料金徴収/顧客管理を含む7億5000万米ドルの情報技術(IT)アウトソーシング契約(期限10年)を結んだが、今回の契約はこれとは別のもの。
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