2006-08-07 ArtNo.38231
◆British Airways World Cargo、インド売上げ40%増予想
【バンガロール】British Airways World Cargo(BAWC)は今年インドにおける売上げが40%拡大するものと見ている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月4日伝えたところによると、BAWCのGareth Kirkwood重役(MD)はこのほど同紙に以上の見通しを語った。それによると、インドにおけるビジネスは製薬/繊維/自動車部品業界により牽引されている。インドは同社の貨物輸送売上げに8~10%貢献、長期的な主要戦略市場の1つになっている。BAWCは来月ヒュースローに設けた約7000平米の新貨物処理施設をオープンする。
BAWCのBaba Devani主任(営業/国際顧客サービス/操業)は、「2010年以前にメトロ(人口100万人以上の都市)のアップグレードされた国際空港が続々オープンするため、インドにおけるビジネスの拡大が望める」と語る。
Kirkwood氏によると、BAWCの貨物ビジネスは常に利益を上げているが、同社は上級管理職を50%、中間管理職を3分の1削減、よりタイトで、結果重視の経営形態に転換した。また世界各地の運送業者と手を結び、手掛ける路線に対するコミットメントを強化している。同社のサービスは、顧客が容易にBAWCのサービスを利用できるよう最適化されており、第5の権利(fifth freedom rights:以遠権)を行使してインド向け及びインドからのビジネスの拡大を図っていると言う。
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