SEAnews 2006-08-02 ArtNo.38199

【チェンナイ】タミールナド州の貧困家庭に3万台のカラー・テレビジョンを無料進呈すると公約したドラビダ進歩同盟(DMK:Dravida Munetra Kazhagham)政権が、最近関係入札を募集、地元家電会社Videoconグループが2万2500台のCTV納入契約を獲得した。
インディアン・エクスプレスが7月29日伝えたところによると、CTVの無料進呈は昨年8月の州議会選挙に際してDMKが掲げた最も魅力的な選挙公約の1つとされる。
州政府のMK Stalin行政部長が州議会に報告したところによると、Videocon Industriesが1万5000ユニット、姉妹会社のKitchen Appliancesが7500ユニットをそれぞれ受注、残りの7500ユニットの納入契約はDixon Technologiesが獲得した。
M Karunanidhi首席大臣に率いられる立法委員会は、国際入札と全国入札を通じ、上記3社を選考した。Electronics Corporation of Tamil Naduが募集した入札には、7月24日までに10社が応札、Videoconが3088.55ルピーの一番札を入れた。しかし、更に交渉したところ上記3社が1ユニット2965ルピーでの納入を認めたと言う。