2006-08-02 ArtNo.38198
◆ヒマチャル州政府、Hero Hondaに新用地オファー
【チャンディガル】ヒマチャルプラデシュ州政府はHero Honda Motors Limited(HHML)の600クロー(US$1.282億)第3工場プロジェクトに、当初予定されたSolan県Nalagarhの用地に代わる土地をオファーする方針を決めた。
インディアン・エクスプレスが7月31日伝えたところによると、用地問題が振り出しに戻ったのは、工場建設地の5万本の樹木を伐採することに対する批判がたかまり、取り分けPrem Kumar Dhumal元首席大臣がSolan県Bir Plasiの森林を保護するため、用地割当を白紙に戻すよう要求したのが主因とされる。Prem Kumar氏はまた地域森林監督官(DFO:Divisional Forest Officer)の急死と土地割当の関係調査も要求した。
一方、タックス・ホリデーの期限が切れる2007年3月以前に操業を開始することを目指すHHMLも、環境論争に巻き込まれることを望まなかったことが、州政府が早期に代替地を見つける方針決めた理由の1つと言う。
州政府筋によると、同州政府は工業開発が遅れた地域への企業誘致に力を入れており、その種の後進地域の1つ、Bilaspur県の検討作業を目下進めている。ちなみにBaddiの地下は急騰しており、州政府は、Nalagarhの1815bigha(1/8ha or 2/5ha)の土地を1bigha当たり15ルピーで割り当てることを認めたと言う。
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