2006-08-02 ArtNo.38194
◆国営鉄鋼会社、6件合計US$23.5億プロジェクト準備
【ニューデリー】国営Steel Authority of India Limited (Sail)取締役会は、総額1万1000クロー(US$23.5億)のプロジェクト6件を承認した。
デカン・ヘラルドとエコノミック・タイムズが7月29日伝えたところによると、SAILのV S Jain会長は28日、以上の消息を語った。それによると、IISCO Steel Plant (ISP)の拡張計画に9592クロー(US$20.5億)、Durgapur Steel Plantの年産70万トンの鉄筋棒鋼(bar & rod)製造施設の増設に738クロー(US$1.58億)が、それぞれ投じられ、Bokaro Steel Plantにおける第1高炉のアップグレードと第1コークス炉の再建も承認された。SAIL傘下の鉄鋼プラントと鉱山では目下6000クロー(US$12.82億)のプロジェクトが実行されている。
SAILの今年初3ヶ月の売上げは前年同期比29%増の8412クロー(US$17.97億)、税引利益は同23%増の1386クロー(US$2.96億)が記録された。輸入コークスの価格が27%アップ、亜鉛やアルミニウム等の価格も高水準に達したにも関わらず、SAILの業績は顕著な改善を見たと言う。
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