2006-07-31 ArtNo.38181
◆Bhusan、オリッサ製鉄所の年産能力を600万トン拡大
【ブーバネスワル】オリッサ州Dhenkanal県Meramundaliに年産310万トンの鉄鋼プラントを建設中のBhusan Steel and Strips Ltd (BSSL)は、さらに1万5000クロー(US$32.05億)を投資し、同プラントに年産600万トンのキャパシティーを追加する計画だ。
ビジネス・スタンダードが7月28日伝えたところによると、BSSLのBrij Bhusan Singhal会長はこのほどオリッサ州のNaveen Patnaik首席大臣に会見し、以上の方針を伝えるとともに、既存のプロジェクト用地に3500エーカーのスペースを追加するよう要請した。
BSSLは2005年11月3日に5828.15クロー(US$12.45億)を投じてMeramundaliに年産310万トンの鉄鋼プラントを設ける覚書をオリッサ州政府と交換した。
BSSLのNiraj Singhal重役(MD)によると、同社はこれまでに2000クロー(US$4.27億)を投資、第1期分の年産50万トンの設備が今年9月に稼働する。2008年1月までに年産300万トンの設備が完成する予定で、その後年産600万トンの拡張計画に着手する。BSSLは既に6000クロー(US$12.82億)の金融アレンジを完了しており、資金調達に問題はない。BSSLは投資条件を既に満たしており、今や州政府が鉄鉱山のリースを実行する番である。
ちなみにBSSLがMeramundaliの工事現場に囲いを設けた際、妨害を試みた住民に警備員が発砲、同問題で同社幹部4人が逮捕された経緯がある。
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