【コルカタ】JessopとDunlopのプロモーターを務めるP.K. Ruia氏は1000クロー(US$2.137億)を投じて西ベンガル州のHaldia港に造修船施設と特定品目の特別経済区(sector specific SEZ)を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが7月28日、報じたところによると、Ruia氏は27日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、同氏は西ベンガル州に造修船施設を備えた乾船渠(dry dock)を設ける方針を決め、最近西ベンガル州に計画を提出、1500エーカーの工業地の割当を求めた。
Jessop & Coは2004年にウクライナ企業Tekhomと造修船に関する協定を、シンガポールのAntarakohと埠頭建設に関するコンサルティング協定を結び、乾船渠買収の機会を探ってきた。その後、Kolkata Port Trustとのリース契約やChennai portの民間乾船渠の買収を試みたが、何れも成功しなかった。
乾船渠を建設するための技術パートナーを別に求めることも検討しており、シンガポールのコンサルタント会社が関係プロジェクトの事業化前調査を進めている。関係プロジェクトをJessopが手掛けるか否かは未定と言う。
Ruia氏はロケーションやプロジェクトの詳細を語らなかったが、消息筋によると、同氏が西ベンガル州に割当を求めた関係用地は現在公共部門企業により所有されている。港湾当局は大規模な土地を当該公共企業に割り当てたが、同社はその後経営不振に陥り、産業財政再建局(BIFR:Board for Industrial and Financial Reconstruction)の管理下に置かれたと言う。