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2006-07-28 ArtNo.38175
◆Nicholas Piramal、世界のトップ10受託医薬品製造会社に
【ムンバイ】地元製薬会社Nicholas Piramal India Ltd(NPIL)は、最近、米国の製薬会社Pfizer Corporationから後者が英国Morpethに設けた製造施設を買い取り、一躍世界の医薬品受託製造(custom manufacturing)会社トップ10に仲間入りした。
エコノミック・タイムズが7月25日報じたところによると、NPILのAjay Piramal会長は同紙に以上の消息を語った。それによると、上記の取引には、Pfizerに対する2011年までのサプライ契約が含まれ、これだけで3億5000万米ドルの収入が望める。NPILは受託合成(custom synthesis)や薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)/完成医薬品の受託製造を手掛けており、Morpeth工場買収以前の受託ビジネスは、総売上の30%を占めていた。しかし40ヶ月後の2010年までに50%に拡大する見通しだ。
RanbaxyやDr Reddy'sを初めとするインドの製薬大手は2003年1月以降世界の後発医薬品(generics)市場に大挙進出、小規模プレーヤーも後に続いた。しかし研究開発(R&D)の生産性が下降し、価格競争の過熱で売上げも下降する中、世界の製薬大手はR&Dや製造業務のアウトソーシングを拡大しており、後発医薬品ビジネスに代わり、医薬品受託ビジネスが、新たな潮流になっている。証券会社SSKI(S S Kantilal Ishwarlal)Indiaの報告によれば、この種のビジネスの世界市場は現在の160億米ドルから2010年までに250億米ドルに拡大する見通しだ。
このためNPILに限らず、Jubilant Organosys/Cipla/Shasun Chemicals & Drugs/GVK Biosciences/Hikal/Dishman Pharma等も続々受託製造ビジネスに進出しており、後発医薬品市場の開拓を主戦略として来たDr Reddy's/Lupin/Wockhardt/Sun Pharma等も同市場の開拓に乗り出していると言う。
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