2006-07-28 ArtNo.38174
◆Reliance、公共部門石油小売り会社同様の政府補助要求
【ニューデリー】Reliance Industries Ltd (RIL)はガソリンを1リッター販売するごとに3.37ルピー、ディーゼル油は同5.57ルピー損失を被っており、公共部門同様の政府補助が民間石油小売り会社にも提供されないなら、民間業者は市場から撤退する他ない。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月26日伝えたところによると、RILのP Raghavendran社長(精製部門)はこの日催されたエネルギー・セミナーの席上、以上のように訴えた。それによると、政府の公共部門石油小売り会社に対する補助は液化石油ガス(LPG)と灯油だけでなく、今やガソリンとディーゼルにまで拡大されている。RILは公共部門の小売価格に1リッター当たり2.50ルピー上乗せしてガソリンとディーゼルを販売しているにも関わらず、損失を強いられている。
政府は、低価格の原油供給と石油債による補助を民間部門にも適応するか、民間部門石油小売り会社に対する消費税/特別税/販売税を引き下げ、平等な競争環境を醸成せねばならない。
RILは傘下に1250店のガソリン・スタンドを擁し、別に900店を増設する予定だが、ここ数ヶ月間にマーケット・シェアは12%ポイント縮小したと言う。
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