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2006-07-28 ArtNo.38173
◆Essar Oil、小売店の営業再開
【ニューデリー】民間の石油製品小売り会社Essar Oil Ltd(EOL)は、国際原油価格の高騰と、政府補助を受けた公共部門石油会社の統制価格により莫大な損失を被り、操業停止を強いられた小売店350店の営業を再開した。
インディアン・エクスプレスが7月24日報じたところによると、EOLのRaj K Varma重役(CEO)は傘下フランチャイズ店に宛てた7月13日付け書簡の中で、小売店350店の営業再開と中断していた450店の建設工事の再開を求めた。
EOLは現在傘下に517店のガソリン・スタンドを擁するが、内約350店が今年4月以来営業停止を強いられていた。EOLは新店舗の建設工事も停止していた。
EOLは、公共部門の石油小売り価格に1リッター当たり2.50ルピー上乗せして石油製品を販売したにも関わらず、ガソリンは1リッター当たり2.50ルピー、ディーゼルは同4.50ルピーの損失を被った。
政府は、石油債を発行するとともに、上流部門の国営石油会社に小売り部門の損失をシェアするよう求め、公共部門石油小売り会社の窮状を救ったが、民間部門石油小売り会社にはその種の支援は提供されなかった。
こうした中でEOLは傘下フランチャイジーのガソリン・スタンドに対する投資に12.5%の追加補助を認めた。
EOLの今年6月のガソリン/ディーゼル売上げは、350店の営業停止に伴い約95%下降した。今年6月に販売されたガソリンの量は、前年同月の4700トンから300トンに、ディーゼルのそれは同1万9800トンから1200トンに、それぞれ縮小した。
EOLはグジャラート州Vadinarの年産1250万トンの石油精製施設が今年末に操業を開始し、生産が安定するのを待って、フランチャイズ店の条件に再度見直しを加える方針だ。しかし国際価格が現状レベルに保たれるか、一層値上がりした場合には、現在の契約条件を維持すると言う。
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