2006-07-26 ArtNo.38154
◆eInfochips、2キャンパス計画、日本市場開拓に注力
【アーマダバード】グジャラート州Ahmedabadと米国カリフォルニア州Santa Claraを拠点にする年商1800万米ドルの電子設計サービス会社eInfochipsは、向こう4年間に1000万米ドルを投じアーマダバードとマハラシュトラ州Puneに2つのキャンパスを設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月22日報じたところによると、spec-to-silicon-to -systemサービスを提供するeInfochipsのPratul Shroff社長兼CEOは同紙に以上の計画を語った。それによるとアーマダバード付近の8~10エーカーの土地を物色している。あるいは開発が提案されている情報技術(IT)特別経済区(SEZ)内に設ける方針を向こう数週間内に決めることになるかも知れない。eInfochipsは、内部余剰金により建設コストを賄う方針だ。
事業の積極的な拡張を図るeInfochipsは最近、第2、第3のデザイン・センターをプネーとアーマダバードにそれぞれ開設した。Shroff社長によると、こうした積極的な成長路線には、インド・デザイン・サービス市場の拡大と、地理的に新たな市場に照準を合わせる同社の戦略が反映されている。目下、チップ及び製品デザイン双方の大きなビジネス機会が存在する日本に照準を合わせている。アーマダバードとプネーに勤務する同社スタッフは現在の500人から800人に増員されると言う。
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