2006-07-24 ArtNo.38138
◆SAIL、ジャールカンド州コミュニティー開発支援提案
【コルカタ】Chiria鉱山の開発権取得を目指すSteel Authority of India Ltd(SAIL)のV.S. Jain会長兼MDは19日、ジャールカンド州政府のコミュニティー開発に進んで協力する意向を表明した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが7月20日報じたところによると、今月末に定年退職するJain会長はこの日催されたメディアとの非公式会議の席上、もしジャールカンド州政府が望むなら諮問委員会を組織してコミュニティー開発計画を立案すると語った。SAILは法人市民の一員としてジャールカンドの開発に必要なことは何でも協力する。そのための州政府との話し合いに応じる。SAILは国営企業としてChiriaの鉱業権獲得に自信を抱いている。中央政府の鉄鋼省もジャールカンド州政府と同問題を協議している。SAILはChiriaの鉱山開発に必要な環境調査を1年前に開始、既に完了した。Chiriaの鉱山開発に要する投資額は500~1500クロー(US$1.068億-3.205億)と見積もられるが、資金調達に何ら問題はなく、必要な時に投資する。SAILは2011-12年までに3万7000クロー(US$79.06億)の投資を予定している。
Rowghat鉱山の開発に関しては、SAILの旗艦Bhilai steel plant(BSP)の将来に不可欠で、チャッティースガル州政府と関係問題を協議している。同プロジェクトは進捗を見ていると言う。
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