2006-07-24 ArtNo.38132
◆ADAG、オリッサ電力/IT/保健事業にUS$131億投資
【ブーバネスワル】Reliance-Anil Dhirubhai Ambani Group(R-ADAG)のAnil Ambani会長は21日、オリッサ州におけるエネルギー/情報技術(IT)/ヘルス事業に6万1500クロー(US$131.41億)を投資すると発表した。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが7月22日報じたところによると、R-ADAGとオリッサ州政府はこの日共同声明を発表した。それによるとR-ADAGはJharsuguda県Hirmaに5万クロー(US$106.84億)を投じて1万2000MW(メガワット)の石炭火力発電所を建設する。各4000MWの発電プラントが3段階に分けて建設される。向こう6~7ヶ月で着工されるなら、第1段階は4~5年で完成する。
Ambani氏が記者会見の席上語ったところによると、Hirmaプロジェクトは、南アフリカの4300MWの発電所に取って代わり世界最大の火力発電所になる。同発電所で生産された電力の送電システムに別に1万クロー(US$21.37億)が投資される。
R-ADAGはオリッサ州におけるIT/IT対応サービス(ITES)/IT研究所(IT Institute)/電子政府事業に1000クロー(US$2.14億)を投じる。
R-ADAG子会社のReliance Health Ltdも500クロー(US$1.068億)を投じてBhubaneswarに専門医療システム/医療教育/医療研究等の施設を備えたヘルス・シティーを開発する。
以上のR-ADAGの投資計画は、韓国Poscoの5万2000クロー(US$111.11億)の鉄鋼プロジェクト及びMittal Steelの4万クロー(US$85.47億)の鉄鋼事業を凌駕し、オリッサ州における過去最大の投資計画になる。
|