【ニューデリー】今年5月の中核インフラ産業6業種の成長率は5.1%と、前年同月の8.1%に比べ顕著に鈍化した。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが7月20日、商工省産業政策促進局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)のデータを引用し伝えたところによると、5月には電力が4.7%(10.3%)、セメントが6.3%(15.3%)、鉄鋼完成品が6.3%(11.1%)、石炭が11.2%(11.2%)、石油精製が11.9%(6%)、原油が1%(-1.9%)と、石炭/石油精製/原油を除き、昨年同期の伸び(括弧内数字)を下回った。
この結果、年初2ヶ月(2006/4-5)のインフラ産業成長率は5.9%と、昨年同期の7.1%をやはり下回った。