SEAnews 2006-07-21 ArtNo.38130

【ニューデリー】今会計年度当初2ヶ月(2006/4-5)の繊維製品(textile)輸出は1万3000クロー(US$28.132億)と、前年同期に比べ17.9％成長した。
インディアン・エクスプレスが7月19日報じたところによると、繊維産業省のQuaiser Shamim次官補は、第37回インド国際衣料展示会(India International Garment Fair)開幕式の席上、商業情報統計総監(DGCIS:Director-General of Commercial Intelligence & Statistics)のデータを引用し以上の消息を語った。それによると今年4月の繊維輸出は昨年同月の5673クローから6867クロー(US$14.86億)に21.04％、5月のそれは同5651クローから6485クロー(US$14.03億)に14.24％、それぞれ拡大した。
DGCISの暫定統計数字によると、6月の衣料品(garments)輸出は昨年同月比13.3％増の3313クロー(US$7.17億)を記録した。
昨年(2005-06)通年の繊維輸出は170億米ドルで、内衣料品は82億米ドルを占めたが、今年の衣料品輸出は95億米ドルに達するものと予想される。
既製服輸出促進委員会(AEPC:Apparel Export Promotion Council)のVijay Aggrawal会長によると、今年の展示業者は395社と、昨年の350社を上回っている。展示会は毎年2度催され、今回の展示会では1億2500万米ドルのビジネスが成約されるものと予想される。前回の展示会では1億280万米ドルが成約された。今回の展示会では62カ国のバイヤー500社以上が登録されている。米国／英国／スペイン／フランス／カナダ／イタリア／日本／中東等の伝統市場の他、メキシコ、ハンガリー、ブラジル、イスラエル、チリ、パナマ等のバイヤーも訪れる見通しと言う。