【チャンディガル】パンジャブ/ハリヤナ/ウッタルプラデシュ3州の州都を兼ねるChandigarhには現在既に情報技術(IT)専門家約5000人が居住しているが、今後IT専門家人口は数十万人に拡大する見通しだ。
インディアン・エクスプレスが7月19日伝えたところによると、『2006年第4回情報科学技術管理国際会議(CISTM 2006:International Conference on Information Science and Technology and Management)の出席者は、インフラ/非インフラ・サポート、生活の質、人材プール等の卓越した条件から、チャンディガルが間もなく次代のITハブとして浮上するものと見ている。
SmartDataのAjay Tewari氏は、企業が進出可能な3つのロケーションが準備されていること、Software Technology Parksやその他の政府機関が周到なサポートを提供していること、インフラが整備されていること等の点を指摘、チャンディガルはスタート・アップ企業にも既存企業にも最良の投資地と語った。
NetsolutionsのSameer Jain氏は「チャンディガル政庁のブランド化を通じたIT投資地としての積極的売り込みは評価でき、雑誌『Outlook』もインドのベスト居住都市として紹介している。加えて首都に隣接した立地条件、豊富な英語人口、良好な教育インフラ、技術労働者のプール、労働者の消耗率の低さ等が企業家の信頼獲得につながっており、InfosysやWiproの誘致にも成功した」と指摘している。
RedAlkemiのAtul Gupta氏はまた「豊かな感受性を備えた行政も、若い企業家がチャンディガルを代替投資地として注目する理由の1つ」と語った。