2006-07-21 ArtNo.38121
◆トライアンフ/ベネリ/ハーレーもRoyal Enfieldに関心
【ムンバイ】国際投資ファンドActisとFidelityの他、英伊米の二輪車メーカー、トライアンフ(Triumph)、ベネリ(Benelli)、ハーレーダビッドソン(Harley Davidson)も、大型バイク・メーカー、Royal Enfield Ltd(REL)の権益買収に関心を寄せている。
エコノミック・タイムズが7月19日、消息筋の言として伝えたところによると、Eicher Motors Ltd(EML)は最近、RELを子会社として分離独立させ、戦略投資家や金融投資家に出資を求め、二輪車ビジネスの新たな成長の潜在性を探る方針を明らかにした。Bajaj Auto Ltd(BAL)の元副社長で、現在RELの最高経営責任者(CEO)を務めるRL Ravichandran氏が新子会社の少数権益を取得する可能性も存在するが、消息筋はマネージメント・バイアウトの可能性を否定した。これはEicheとEicher Motorの合併、そして農機部門のTractors and Farm Equipment(TFE)への売却に続く、Eicher Groupの第3段階の再編と言え、創業(1892)以来114年の歴史を有するRELのオーナーが再度変わる可能性がある。そうなればEicherはリソースを商用車ビジネスに集中できると言う。
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