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2006-07-19 ArtNo.38114
◆石油製品輸出が製造業輸出上回る急成長
【ニューデリー】高騰する原油と石油製品の輸入が輸入全体の3分の1を占め、膨大な貿易赤字の主因になっているが、石油製品輸出も製造業品目や一次産品の伸びを遙かに上回る成長を見ている。
エコノミック・タイムズが7月17日報じたところによると、石油製品は過去3年間に最も急速な成長を遂げる輸出品目として浮上、一昨年は86.1%、昨年は62.3%の伸びを見た。この結果、輸出総額に占める石油製品のシェアは2003-04年の5.5%から2005-06年の11.2%に拡大した。輸出された主要な石油製品としてはナフサ、ディーゼル、ガソリンが挙げられ、燃料油(furnace oil)がこれに続く。
石油精製能力の拡張に伴う石油製品供給余力が、輸出拡大につながっている。主要市場はアジアで、欧州が続いている。シンガポール/アラブ首長国連邦/オランダ/英国がインドからの石油製品輸出全体の約40%を占めている。取り分けReliance Industries Ltd(RIL)は国内における販売を縮小し、輸出に重心をシフトしている。
しかしこうした石油製品輸出の拡大が、石油製品輸入の急増に伴う貿易赤字の縮小につながるかと言えば、必ずしもそうとは言えない。その実過去3年間に石油製品の輸出と石油製品の輸入の格差は拡大し、昨年は14万3660クロー(US$310.88億)に達した。
インドの貿易品目は、一次産品/製造業製品/石油製品/その他に分類される。製造業製品の輸出は2004-05年に23.6%、2005-06年に18%の伸びを見たが、輸出全体に占めるシェアは81.2%から76.4%に縮小した。農園作物の輸出の伸びはコーヒーの好調で昨年10.3%に加速したが、鉱物輸出の伸びは一昨年の73.1%から21%に鈍化した。
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