【ニューデリー】インド政府はPower Grid Corporation of India Ltd (PGCIL)の総額5778.47クロー(12.50億)の送電プロジェクト2件を承認した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが7月14日伝えたところによると、経済問題閣僚委員会(CCEA:Cabinet Committee of Economic Affairs)は、西部送電網を補強するPGCILの上記プロジェクト2件を承認した。会議後、Priya Ranjan Dasmunsi議会担当相が記者会見したところによれば、西部送電網計画は、他の地域から輸入した電力を西部の様々な電力消費地に送り、これらの地域の電力事情の改善を図るもの。プロジェクトは2部分に分けて進められ、第1計画のコストは3581.40クロー(US$7.75億)で、PGCIL自身が手掛ける。第2計画のコストは1639.83クロー(US$3.55億)で、100%民間により手掛けられる。工期はいずれも48ヶ月。
CCEAはこの日、ヒマチャルプラデシュ州Kullu県における520MW(メガワット)のParbati-III水力発電プロジェクトに付随する557.24クロー(US$1.206億)の送電計画も承認した。工期は42ヶ月。National Thermal Power Corporation Limited(NTPC)が建設するParbati-III水力発電所は2010年11月の稼働が目指されている。