【バンガロール】半導体チップ・メーカー、Intelは目下世界的に事業のダウンサイズ、コスト削減を進めているにも関わらず、インドにおける投資と研究開発(R&D)事業の拡張を続ける方針だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月13日伝えたところによると、インテルは世界的に業績不振の事業部門を処分し、1万6000人を整理する計画を明らかにしたが、インドに関しては事業拡張計画を立案中で、カルナタカ州Bangaloreに新たに238.36クロー(US$5158万)を投資する。インテルはバンガロール郊外に設けたキャンパスの拡張計画に対する州政府の承認を待っている。ソフトウェア開発情報技術(IT)研究開発(R&D)センターに3つ目のビルを増築する。同R&Dセンターには現在、各平均1000人収容のビルSRR1/SRR2が存在し、8月半ばにSRR3を増設する。インテルは現在インド国内10カ所に合計約3000人のスタッフを擁する。
Paul Otellini重役(CEO)が最近インドを訪れた際、インドにおける向こう5年間の事業拡張計画に8億米ドルを投資するとともに、技術革新成長支援基金Intel Capital India Technology Fundに2億5000万米ドルを注入すると発表しており、上記の拡張計画はその一環と言う。