SEAnews 2006-07-12 ArtNo.38060

【ニューデリー】今年6月の乗用車(car)販売台数は、昨年同月の6万4470台から8万283台に24.5％増加した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが7月11／12日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し報じたところによると、成長はMaruti Udyog Ltd(MUL)／Hyundai／Tata Motorsに牽引された。カー・メーカー11社中7社が販売台数を伸ばした。MULは昨年同月比13％増の3万7704台、Hyundaiは同58.3％増の1万6989台を販売、Tata Motorsも30.2％の増加を記録した。
アナリストらによると過去2ヶ月間にカー・メーカーらにより発表された値上げの予告も売り上げの伸びに寄与したものと見られる。メーカーらは、顧客の駆け込み購入を促す狙いから1,2ヶ月前に値上げを予告する戦術を採用している。実際、Hyundai Motor Indiaは11日からインプット・コストの上昇を理由に全モデルを値上げした。
今会計年に入って以来乗用車の月間販売台数は4月に15％、5月に30％の伸びを記録していた。
今年第1四半期(2006/4-6)の乗用車両(passenger vehicles=car+utility vehicles+multi-purpose vehicles)販売台数は前年同期の25万6000台から30万8000台に20.4％増加した。内乗用車の販売台数は23.72％増の24万3000台を記録した。