2006-07-10 ArtNo.38056
◆アンバニ兄弟、コンテナ・ターミナル事業に共に入札
【ムンバイ】Ambani一族のMukesh氏に率いられるReliance Logistics Ltd(RLL)と弟のAnil氏に率いられるReliance Energy Ltd(REL)は、Jawaharlal Nehru Port Trust(JNPT)に、見積もりコスト5000クロー(US$10.9億)の第4コンテナ・ターミナル・プロジェクトの入札意向書(EOI:expression of interest)を提出した。
ビジネス・スタンダードが7月8日報じたところによると、この他、Tata Power Ltd(TPL)、Essar Construction Ltd(ECL)、Larsen & Toubro(L&T)、Rajiv Chandrashekhar氏に率いられるHindustan Infrastructure Projects & Engineering(HIPE)等もEOIを提出した。
JNPTのR T Revankar重役(Chief Manager)によると合計41社がEOIを提出しており、デリー拠点のConsultancy Engineering Services社がプロジェクトのアドバイザーを務めている。
アナリストによると、付近に特別経済区(SEZ)を開発するMukesh Ambani氏が、ネール港にコンテナ・ターミナルを設けるのは理にかなっており、JN Port-Delhi間にコンテナ列車の運行を計画しているAnil Ambani氏にとっても、コンテナ・ターミナルの経営権取得は非常に重要である。
JNPTは既存の2ターミナルで年間250万TEU(20フィート・コンテナ換算単位)のコンテナを処理しているが、第4ターミナルは年間450万~500万TEUの処理能力を備えると言う。
|