【ニューデリー】マドヤプラデシュ州Sasanとグジャラート州Mundraにおける各4000MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のウルトラ・メガ発電(UMP:ultra-mega power)プロジェクトに付随する送電インフラの構築に約8000クロー(US$17.43億)が投資される。
ビジネス・スタンダードが7月7日伝えたところによると、電力省オフィシャルはこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、電力省は長期的なオープン・アクセスを認めるよう求められており、スキームの詳細は5ヶ月以内に最終案がまとまる。この種のスキーム構築には各4000クロー(US$8.72億)を要し、デベロッパーは競争入札を通じて選考される。
カルナタカ州Tadri／マドヤプラデシュ州Sasan／グジャラート州Mundra／マハラシュトラ州Giryeにおけるウルトラ・メガ発電プロジェクトを通じて生産された電力の割当は既に決定されている。13州の合計需要2万7400MWに対して1万6000MWの割当の目処が立っており、マハラシュトラ州には3800MW、ラジャスタン州とグジャラート州には各1600MW、デリー州には500MW、ウッタルプラデシュ州には800MW、ウタランチャル州には100MW、パンジャブ州には1100MW、ハリヤナ州には850MW、マドヤプラデシュ州には1700MW、チャッティースガル州には750MW、カルナタカ州には2000MW、タミールナド州には1000MW、ケララ州には200MWが、それぞれ割り当てられている。
電力省は『送電スーパー・ハイウェイ(transmission super highways)』を設け、各地域間の送電能力を現在の9500MWから2012年までに3万MWに拡張することを目指している。この種の送電網の構築には7万1000クロー(US$154.72億)を必要とする。この内5万クロー(US$108.96億)はPower Grid Corporation of India Ltd(PGCIL)が、残りの2万1000クロー(US$45.76億)は民間が、それぞれ拠出する見通しと言う。