【ニューデリー】ホンダはインドで手掛ける複数のビジネスを最近新設したHonda Motor India Pvt Ltd(HMIPL)の傘下に収め、インド・ビジネスを再編することを検討している。
ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが7月5日伝えたところによると、ホンダ南西アジアの武田川雅博主任は4日催されたHonda Civic発売会の席上以上の消息を語った。それによると、HMIPLは、もともと乗用車(car)用スペア・パーツのロジスティクス業務を担当するために設立されたものだが、トップ・マネージメントは、親会社が保持するインドにおける様々な事業の持ち分を、新会社に移転する可能性を検討している。この種の手続きは技術的に複雑なため、専門家や弁護士の意見を聴取している。
ホンダは地元のShriram一族と合弁で乗用車ビジネスを手掛けるHonda Siel Cars India Ltd(HSCIL)と発電機や汎用エンジンの製造を手掛けるHonda Siel Power Products Ltd(HSPPL)を設立、Shriram一族は現在、前者に0.1%、後者に1%のみ出資している。二輪車ビジネスに関してはMunjalsグループとの対等出資合弁会社、Hero Honda Motors Ltd(HHML)に26%出資する一方、完全出資のHonda Motorcycle and Scooter India (HMSI)も設けている。