SEAnews 2006-07-07 ArtNo.38040

【アーマダバード】今月ラテン・アメリカ市場に橋頭堡を築いた年商425クロー(US$9261万)のClaris Lifesciences Ltd(CLL)は、2008年に目標とする1000クロー(US$2.18億)の売上げを実現した後、中国、日本、その他の東アジア、東南アジア諸国に製造拠点を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月4日伝えたところによると、CLL創設者のSushil Handa重役(CEO)は同紙に以上の消息を語った。それによると、インド救急治療(critical care)市場のリーダーで、世界65カ国に子会社／事務所／流通マーケッティング網を展開するCLLは、2000年に創設され、現在英国にClaris Lifesciences Ltd、米国にClaris Lifesciences Incと言う子会社を設け、中国には代表事務所を開設している。
最近ベネスエラにClaris Lifesciences Venezuela C.V.、チリにClaris Lifesciences n cia Ltdaと言う子会社を設け、100人以上を雇用、現地小売業者1200店とディストリビューション契約をんだ同社は今や極東市場の開拓を目指している。
ワシントン拠点のプライベート・エクイティー会社Carlyle Groupが、今年初CLLに2000万米ドルを投資、CLLの190クロー(US$4140万)拡張計画に弾みがついた。CLLは世界的に1000品目の製品認可を申請、米国において後発医薬品申請(ANDA: abbreviated new drug application)6件、オーストラリアではマーケッティング許可申請40件を提出している。
中国では既に2製品のマーケッティングを行っており、さらに4製品を追加する計画だ。他のインド企業に先駆けて日本市場に進出したCLLは、市場の拡大を図ると同時に製造拠点を設けることも計画している。
CLLはインド以外の大市場には、異なるパートナーや金融手段を梃子に製造拠点を設ける戦略を採用していると言う。