1995-11-06 ArtNo.3804
◆<星>海外勤務管理職/専門職需要、3年内に67%拡大
【シンガポール】シンガポール企業の向こう3年間の海外における管理職/専門職需要は67%増加、特にシンガポーリアンのそれは130%拡大する見通しだ。
統計局、南洋理工大学(NTU)企業家開発センター(EDC)、政策研究所(IPS)が3日共同発表した“マンパワー・フォー・オーバーシーズ・ベンチャーズ”報告書は以上の調査結果を伝えている。同調査では回答した企業463社中実際に海外事業を手掛けている200社についてデーターを集計している。それによると、これら200社は現在この種の海外スタッフ8643人(現地人7089人/第3国人678人/シンガポーリアン876人)を雇用、内10%がシンガポーリアンで占められているが、向こう3年間に創出される5763(現地人4190人/第3国人408人/シンガポーリアン1165人)のポストについては20%をシンガポーリアンが占めるよう望んでいる。調査報告者はこの種のシンガポーリアン・スタッフは確かに不足しているが、こうした不足は企業の急速なリジョナライゼーションにほどよくブレーキを掛ける安全弁の役も果たしているとコメントしている。(ST,LZ:11/4)
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