2006-07-07 ArtNo.38027
◆Mittal、オリッサ州に1200万トン鉄鋼プラント建設計画
【ブーバネスワル】最近欧州の鉄鋼会社Arcelorを買収、紙上を賑わしたMittal Steel Corporation(MSC)のLakshmi Niwas Mittal会長は7日、オリッサ州に最大4万クロー(US$87.16億)を投じ年産1200万トンの鉄鋼プラントを設ける計画を明らかにした。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが7月7日報じたところによると、この日オリッサ州のNaveen Patnaik首席大臣と会見後、記者会見したMittal氏は、ジャールカンド州におけるメガ鉄鋼プロジェクトの進捗状況に不満を表明するとともに、「我々はオリッサ州におけるオプションを検討しており、計画の迅速な実行を希望している」、「ジャールカンド州におけるプロジェクトは見送り、オリッサ州におけるプロジェクトに専心する」等と語った。
それによるとオリッサ州におけるプロジェクトは2段階に分けて進め、投資額は3万~4万クロー(US$65.37億-87.16億)と見積もられる。早急にオリッサ州政府と関係協定に調印することを望んでいる。
Patnaik首席大臣は、「Mittal氏の計画を積極的に受け止めており、成功を確信している。プロジェクトはオリッサ州に大きな恩恵をもたらす」と賛同の意を表明した。州政府は特別チームを組織して、Mital氏のプロジェクトを専門に手掛けさせ、早期に覚書を交換する計画と言う。
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