【ニューデリー】デスクトップとノートブックを合わせたパーソナル・コンピューター(PC)販売台数は、2005-06年に前年比32%増の504万ユニットを記録、2006-07年には600万ユニットを超える見通しだ。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが6月29/30日、情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association for Information Technology)の『産業実績評価(Industry Performance Review)』レポートを引用し、報じたところによると、昨年のデスクトップPC販売台数は前年比27%増の460万ユニットをマーク、2006-07年には21.7%増の560万ユニットに達するものと見られる。昨年のノートブックPCの販売台数は前年比144%増の43万ユニットを記録した。
地域ブランドやノンブランドPCの販売台数も前年比14%の増加を見たものの、市場シェアは前年の41%から37%に縮小した。国産ブランドPCの販売台数は前年比48%増加、市場シェアも前年の24%から28%に拡大した。多国籍ブランドPCの販売台数は前年比27%増加したものの、市場シェアは前年と同じ35%にとどまった。
ビジネス向けPC販売は前年比12%増加し、市場全体の75%を占めた。家庭向けPC販売は前年比33%増加、市場全体の25%のシェアを占めた。
トップ4メトロ(ニューデリー/ムンバイ/チェンナイ/コルカタ)におけるPC販売は前年比10%成長したが、全国販売に占めるシェアは前年の38%から33%に縮小した。次ぎの4メトロにおけるPC販売は50%増加し、PC販売全体の13%のシェアを占めた。それ以外の都市におけるPC販売は前年比35%増加し、PC販売全体の54%のシェアを占めた。
ペンティアム4(P4)搭載のPCが、依然としてPC販売全体の80%を占めているものの、AMD/Via/Cyrix製プロセッサを搭載したPCの販売台数が前年比139%増加し、市場シェアも前年の9%から17%に急伸した。家庭向けPC販売に限っては、非P4プロセッサーのシェアが26%に達した。
また家庭向けノートブックPCの販売も151%増加し、ノートブックPC市場全体の13%のシェアを占めた。小規模企業向けノートブックPC販売は前年比248%増加、ノートブックPC市場全体の31%のシェアを占めた。大企業向けノートブックPC販売は前年比74%増加し、ノートブックPC市場全体の51%のシェアを占めた。中規模企業向けノートブックPC販売は前年比58%増加し、ノートブックPC市場全体の22%のシェアを占めた。
インターネット契約者は前年同期の312万人から2006年3月の412万人に増加した。