2006-06-30 ArtNo.37995
◆Reliance、世界4位のポリプロピレン製造会社目指す
【ムンバイ】Reliance Industries Ltd(RIL)は2年内に世界第4位のポリプロピレン製造業者になることを目指している。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが6月27/28日伝えたところによると、RILのMukesh Ambani会長は第32回年次総会の席上、以上の抱負を語った。それによるとグジャラート州Jamnagarのポリプロピレン年産能力を28万トン拡張するとともに、2008年までにReliance Petroleumの新製油所に別に年産90万トンのポリプロピレン製造能力を追加する。これらのプロジェクトが完了するとRILは世界第4位のポリプロピレン製造会社になる。
この他、グジャラート州Haziraのブタジエン製造能力を年間14万トン、Jamnagarのパラキシレン製造能力を同31万トン、Jamnagarのベンゼン製造能力を同27万トン、それぞれ拡張する。
RILはまたアパレル・グレードのポリエステルだけでなく、全てのレーンジのテクニカル及びパフォーマンス・ポリエステルの製造に乗り出す。RILは年産50万トンのポリエステル製造施設を僅か18ヶ月で完成させ、最近稼働させた。これによりグループのポリエステル年間製造能力は200万トンに達した。RILは、世界のポリエステル製造能力の4%、生産量の6%を占めている。
Haziraの年産73万トンの高純度テレフタル酸(PTA:Purified terephthalic acid)新製造施設は数週間後に稼働すると言う。
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