SEAnews 2006-06-30 ArtNo.37983

【ムンバイ】Reliance Industries Limited (RIL)は、株式資本1万クローの(US$22.41億)の完全出資子会社Reliance Retail Limited(RRL)を設立、向こう4年間に小売り事業に2万5000クロー(US$56.02億)を投資する。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが6月28日伝えたところによると、RILのMukesh Ambani会長は第32回年次総会の席上、以上の計画を明らかにした。
それによると、RILは引き続き石油及び石油化学を中核事業とすると同時にグループの包括的テーマとして組織部門の小売りビジネスに照準を合わせる。
全国の1500市町をカバーする小売り網を構築、食品／雑貨／日用品／FMCG／既製服／履き物／耐久消費財／ライフスタイル製品／サービス／家庭必需品／農器具・農業用品を含む様々な品目の様々な製品を提供する。
新消費者階級の出現に伴う消費パターンの変化に対応し、コンビニエンス・ストア／スーパーマーケット／専門店／ハイパーマーケット等の最適な配合を実現、農民、運送業者、小店主、貿易商らをパートナーとし、100万人の就業機会を創出、前例のない規模と、比類のない効率を実現する。地元や海外のブランドを揃え大衆市場と高級品市場双方を開拓する。
また、グループ全体としては、1)『都市インフラ／特別経済区』、2)『生命科学／ヘルスケア領域の新ビジネス』、3)『既存領域と新領域の国境を越えた企業買収』を3本の柱とする成長戦略を採用すると言う。