【ムンバイ】インド建設産業の鉄鋼需要は短期的に10%の成長が望め、これに対して鉄鋼生産は8%の成長が予想される。
ビジネス・スタンダードが6月26日伝えたところによると、『建設産業における鋼材(Steel in Construction)』と題するセミナーの席上、鉄鋼産業開発成長学院(ISDG:Institute of Steel Development and Growth)のR K P Singh理事長は以上の見通しを語った。それによるとインドは世界の主要な鉄鋼生産国でありながら、最小の鉄鋼消費国に数えられる。しかしながらインフラ開発のブームに伴い短期的に10%の成長が望める。インフラに関する首相委員会(Prime Minister's committee on infrastructure)は、インフラ事業への投資額が2012年までに26万2000クロー(US$570.93億)に達すると予想している。