2006-06-28 ArtNo.37974
◆フィンランド充電器会社Salcomp、チェンナイ工場建設
【チェンナイ】フィンランド拠点の携帯電話用充電器製造会社Salcomp Plcは600万ユーロを投じ、タミールナド州Chennai西方45キロのSriperumbudurに工場を建設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月25日伝えたところによると、Salcompの新工場は、同じフィンランドの通信機器メーカー、Nokiaのサプライヤーズ・パーク内に設けられる。第1期工事は7月第1週に開始され、7万5000平方フィートのスペースが設けられる。その後第2期工事で4万3000平方フィートが追加される。新工場は2007年上半期に稼働する。年産能力は最終的に1億ユニットに達し、インド国内ばかりでなく、海外の需要にも応じる。Salcompは中国とブラジルにも工場を設けている。
オーストラリア企業Leighton Holdingsのインド子会社Leighton Contractors (India) Pvt Ltd(LCI)が、Salcomp工場の建設を受注した。LeightonはNokia工場の建設も請け負っている。LCIのSimon Chivers重役(建設担当GM)によると、Salcomp工場第1期分の受注額は900万米ドル、第2期分は300万米ドルで、2007年2月末までに完成する。工場の一部は2007年1月中にに引き渡される。
この他、Aspocomp Group Oyj社とPerlos社もNokiaのサプライヤーズ・パーク内に工場を設ける計画で、両社の合計投資額は365クロー(US$7954万)。前者はプリント基板(PCB)、後者は携帯端末部品の製造を手掛ける。
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