2006-06-28 ArtNo.37970
◆Hero Honda、第3工場用地求めヒマチャル政府と接触
【ニューデリー】Hero Honda Motors Ltd (HHML)は550クロー(US$1.2億)を投じて二輪/三輪車の製造施設を設けるためヒマチャルプラデシュ州政府と接触している。
ビジネス・スタンダードが6月27日、州政府筋の消息として報じたところによると、HHMLはSolan県Nalagarh周辺の300エーカーの土地に、来年初の稼働を目処に年産150万台のプラントを設ける計画だ。Virbhadra Singh首席大臣が座長を務める一括申請処理局(single-window clearance authority)の次期会議において、HHMLの申請が討議される。
建設が決まれば、ヒマチャルプラデシュ州における4番目の、また最大の自動車工場になる。この他、TVS Motorsも同州に工場を設ける準備を進めている。
中央政府が2003年初にヒマチャルプラデシュ州進出企業に対する税制優遇措置を発表して以来、これまでに同州に1万8300クロー(US$39.88億)の投資がなされた。
同税制優遇措置が2007年3月末に失効するため、投資家の駆け込み申請も増えている。特別カテゴリー州には2013年までの10年間の税制奨励措置が認められたが、投資家を奪われたパンジャブ州とハリヤナ州が中央政府に苦情を述べたため、ヒマチャルプラデシュ州とウタランチャル州の税制優遇措置は2007年3月末までに短縮された。ヒマチャルプラデシュ州政府は他の特別カテゴリー州同様有効期限を2013年まで再延長するよう中央政府に要求していると言う。
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