SEAnews 2006-06-23 ArtNo.37938

【コルカタ】地元の複合企業Reliance Industries Ltd(RIL)は、西ベンガル州左派連合政権の30周年記念日に当たる6月21日、同州における4000クロー(US$8.72億)の投資計画を発表した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが6月21／22日報じたところによると、RILのMukesh Ambani会長はこの日、西ベンガル州のBuddhadeb Bhattacharjee首席大臣と会見し、計画の詳細を協議した。その後Ambani氏が記者会見したところによると、総投資額中1500～2000クロー(US$3.27億-4.36億)は農業小売りイニシアチブに、やはり1500～2000クローがアンドラプラデシュ州からオリッサ州を経て西ベンガル州の工業地帯Haldiaに至る天然ガス・パイプラインの敷設に投じられる。小売り事業計画は西ベンガル州の農業小売り部門の改革を促進するものと見られる。州内の全ての県を通じて展開され、農民と消費者をリンク、農産品加工産業を振興、農村生活の変革を目指す。全計画は向こう3年間に実行に移される。同プロジェクトのために西ベンガル州全体で必要とされる土地については目下研究中。
アンドラプラデシュ州沖合Krishna-Godavari海盆とオリッサ州Mahanadi海盆からHaldiaに至るガス・パイプラインは、西ベンガル州産業のエネルギー需要に応じるものと言う。