2006-06-19 ArtNo.37918
◆OP Jindal、グジャラート州にもアルミニウム製錬施設計画
【チェンナイ】O P Jindalグループ傘下のJindal Steel Works Ltdは5000クロー(US$11.20億)を投じてグジャラート州にアルミナとアルミニウムの製錬施設を設ける。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月16/17日伝えたところによると、Jindal South West Steel LtdのSajjan Jindal副会長兼MDは16日記者会見し、以上の計画を明らかにした。同グループはこれ以前にもアンドラプラデシュ州における1万クローの(US$22.39億)のアルミニウム及びアルミナ製造プロジェクトを発表している。Jindal氏によると同社は両プロジェクトを平行して進める方針だ。両プロジェクトとも用地の目処はついており、今年末までに少なくとも何れか一方の起工式を催す。
グジャラート州Kutchにおけるプロジェクトについては、年間70万トンのアルミナと同25万トンのアルミニウムを生産する能力が備えられる。アンドラプラデシュ州Visakhapatnamにおけるプロジェクトでは年間140万トンのアルミナと同50万トンのアルミニウムを製造するキャパシティーが備えられる。GHW Aluminiumが両プロジェクトの実行母体を務める。
鉄鋼開発成長協会(ISDAG:Institute for Steel Development and Growth)主催のセミナーに出席するため当地を訪れたJindal氏によると、同グループはイランとモザンビークにおける鉄鋼産業に投資する機会を探っている。最近ボリビアで200億トンの鉄鉱石を開発する権益も手に入れたグループは、ボリビアにおける事業に23億米ドルを投資する計画と言う。
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