NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2006-06-19 ArtNo.37907
◆今年末までにインド・日本経済協力協定に調印:商工相
【東京】インドと日本は、向こう3年間に二国間貿易総額を現在の2倍の100億米ドルに拡大することを目指し、今年末までに包括的経済協力協定(CECA:comprehensive economic cooperation agreement)を締結する計画だ。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月15日伝えたところによると、訪日中のKamal Nath商工相は、インド産業連盟(CII)/インド商標資産基金(IBEF:India Brand Equity Foundation)/日本貿易振興会(JETRO)が共催した『インド日本ビジネス・サミット(India-Japan Business Summit)』において二階俊博経済産業大臣を初めとする日本チームと会談後、記者会見し、以上の消息を語った。
同相によると、米国に次ぐ世界第2の経済体で、アジア唯一の先進国でもある日本とのCECA締結は、インド株式会社(India, Inc.)の新たな展望を開くことになる。不況から立ち直った日本が、海外の投資機会に目を向けつつある今は、タイミングとしても絶好と言える。
CECA合同調査グループは1、2ヶ月中に報告書を提出する。同グループは過去2年間にわたり調査を続けて来たことから、今年末までに交渉は合意に達するものと期待される。
CECAには、投資保護、商品・サービスのための市場アクセス、技術移転、知的財産保護等の内容が含まれる見通しだ。フォーカス・エリアには製薬業と製造業が含まれると言う。
インド株式会社に対する自由貿易協定(FTA)のマイナスの影響が指摘される中で、インド政府及び国民会議派内部に意見の対立が生じた。このためCECA締結に際しては、投資誘致が重視されるだけでなく、両国の貿易関係のコンテンツが吟味される。Nath商工相によれば、日本との間で締結されるCECAにおいては、全ての側面におけるパートナーシップに照準が合わされる。貿易だけでなくサービスと投資をカバーするCECAは、FTAよりもインドにより多くの利益をもたらすものと期待されている。
Nath商工相は、この日二階俊博経済産業大臣の他、小泉純一郎首相とも会見した。CECAの締結は小泉首相が2005年にインドを訪れた際提起されたもの。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.