2006-06-14 ArtNo.37890
◆Infosys、Murthy会長に代わるグループ最高経営者物色
【バンガロール】インドのトップ・ソフトウェア会社Infosys Technologiesは、1ヶ月以内にN R Narayana Murthy会長に代わってグループを率いる新最高経営者(chief mentor)を選考する。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ライン、が6月11日報じたところによると、2006年8月20日に60歳を迎えるMurthy会長は同社の会社規則(corporate governance regulations)に従い執行権を手放すが、非常勤会長にとどまるものと見られる。
Murthy会長は6月10日に催されたInfosys Technologiesの第25回年次総会(AGM)の席上、「自分のInfosysに対する献身は今後も変わらない。(最高経営者の新人事に関する)方針は7月11日の取締役会の席で下される。その時取締役会が自分に非常勤取締役の席にとどまるよう求め、最高経営者の役割(the role of chief mentor)をより俊敏な者に委ねるとすれば、自分は嬉しく、また光栄に思う」と語った。
これに対してNandan Nilekani重役(CEO)は「我々はMurthy会長が会長職にとどまってくれるなら幸いである。我々は彼の指揮と導きを評価している」と語った。
「最高経営者(chief mentor)ポストを争う考えはあるか」との質問に、Nilekani氏は「その問題について語るのは時期尚早と思う」と答えた。
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