1995-11-04 ArtNo.3788
◆<星>民間住宅購入のためのCPF資金引き出し申請15%下降
【シンガポール】今年第3四半期に民間住宅購入のため中央積立基金(CPF)の住宅不動産スキーム(RPS)の下に申請された預金の引き出し額は第2四半期に比べ15%減少、また実際に引き出された額は前期比30%減の3億2600万Sドルにとどまった。
シンガポーリアンはRPSの下、民間住宅購入ローンの支払いにCPF資金を利用することができる。しかし同スキームは外国人には適応されないため、外国人バイヤーの動向は同数字には反映されていない。今年第2四半期にはこの種のCPF資金引き出し申請が51%の急増を見ていた。業界観測筋は、ハングリー・ゴースト月と弱気市場に伴う不動産販売の急減が同数字の下降に反映されていると、比較的冷静に受け止めている。前年同期比ベースでは第3四半期の引出申請は6%の減少にとどまっている。(BT:11/3)
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